2017年4月5日水曜日
そしてまたエジプトのラップ
あれからわかったけど
あれはやはりラップではなく Mhrgnatと言って
Hakimとかイハブが歌っているようなエジプトの歌謡曲(Shabiという)
をテクノっぽくやっている、「エレクトロ・シャビ」とも言う新しい
タイプの音楽であるらしい。(レゲエっぽくもある。)
ファッションはアメリカのラッパーらみたいにしているけどね、
3年ぐらい前にドイツのニュース番組の中でドキュメンタリーが放送されてた。
やっぱりエジプトのストリートから生まれたみたいね、
エジプトで学校行かない子が多いんだとかで
その点(貧困、就職ないなど)を
アメリカのストリート系の黒人らと同じみたいに
思っているよう。イラン人ラッパーらもそうだけど
なんか中東ラッパーらはアメリカのラッパーの2PAC(もう死んでる)に
あこがれてるみたい。私は以前西海岸系ラップは少し聴いていたけど
2Pacのアルバムも持ってたけど歌詞なんか全然聴いてないからな。
そんなに素晴らしいこと歌ってた?
これがドキュメンタリー。(英語)
このドキュメンタリーの中で「エジプトには音楽労働組合みたいのがあるけど
このMhrgnatのアーチストらは入れてもらえない」って言ってるね。
歌詞の内容が悪いからだって。
最近エジプトの音楽のビデオとかで見かける「よくない歌詞が含まれています」
って警告がついてるの
Mhrgnat系のやラップ系のだけだと思うけど。
(そして普通の歌手のCDとかには「歌詞に問題ない」と書いてある!
こないだHamakiのビデオ見ていて気が付いた。)
わざと悪い歌詞になってるわけでもないと思うけど、
ストリートの子たちの生活や不満みたいなこと言ってれば
自然と品がよくないって思われてしまうんだろうね。
私は歌詞は全然わからないから
音だけ聴いていて最初笑っていたけど
最近はすっかりなかよしで(!)
曲もよく聴くようになった。
よくしらないけどMhrgnatのアーチストらは映画にも主演してたり
テレビにもよく出てる、音楽組合なんか入れてもらえなくても
普通に芸能人やってるみたい。
私は元はAmr DiabとかEhabとかHakimとかのファンで
この人らがおっさんとなってしまった今、そして
今後、エジプトの音楽聴くかなあって思ってたのよね。
7-8年前にAmrのおっさんたちより少し若い世代の
HamakiとかTamarが話題になりだしたころに聴いてみたけど
あんまり好きな感じではなかったから今後エジプトの音楽も
つまらなくなっていくのかと思って。
でもMhrgnatは聴ける。
Ahmad Elshawsyと誰?(名前読めない!)
(以前このブログで自慢していたけど、AhmadはSNSでたまに話す)
どこの国でもそうだけどきれいなイメージの部分だけではないよね。
垢ぬけない感じとかストリートの匂いがするものも大事だと思うし、
その方がエキゾチック。
Mhrgnat発見してよかった!
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