2015年5月5日火曜日

エジプトのラップ その3:Qusai (サウジの人らしい)

なんか連載みたいになってきました、
エジプトのラップ。
気になることが多すぎて(面白すぎて)
なかなか次の話題に進めません、このブログ。
(本当は私、今Tarkanに凝ってるんですけどね。)

本当はフェイスブックとかでエジプト人にじかに訊いたらいいんですけど
無視されたらどうしようかと思ってなかなか訊けない。
ラップとか好んで聴くような友達がいない。
(エジプト人はイハブとAmrおっさんのファンしか友達でない)

で、まあ前回までの私の勝手な見解では
エジプトのラップっていうのは
アメリカのラップみたいではなくて
Hakimが歌ってるみたいな歌を
音声変える機械(?)乱用しまくって作った音楽、だったんだよね、

ところが
実はこんな人がいたんですよ。
クサイって人(Qusai)
この人はちゃんとアメリカのラップみたいなラップしてる!
(テクノHakimではない。)音声も変えてない。

この新曲が良い。(下)
オリエンタルな音だし、ラクダやピラミッドも映ってて
とってもエジプトな感じ。
(ラップのエジプト観光ビデオみたいで面白い。)



こんな風にちゃんとラップできる人がいるならテクノHakimみたいなのは
やっぱりラップとは違うのか・・と思ったんだけど
このビデオでQusaiと共演してる若者二人が
Sadat(禎人?)とFifty(50)と言って前回、前々回、このブログで
エジプトのラップについて書いた時に
私が何も知らずに適当に選んで紹介してたビデオに出てくる
テクノHakim系のアーチスト達なんだよね、
(前回の一番最後のR&Bっぽい歌と前々回の記事の3曲目)
このQusaiのビデオでも見たらわかると思うけど
この二人の出てくる部分だけは音声変えるのずっと
使ってるよね。

で、またわからなくなってしまった。
この二人はラッパーとしてこのQusai
のビデオで共演しているのか?
そうだったらこの二人の音楽がラップということになる、
テクノHakimって感じの音楽が
エジプトのラップの一種ということになる。
(よね?)
それであっているのか?
だったら音声変えるの使わないで早口で歌う
Hakimやイハブもラップなのか?
その区別がつかない人もいるのかも
しれないね。


Qusaiの話に戻るけど
この人はサウジの人らしい。
だけどサウジなんて何でもかんでも禁止されてる国よね、
多分自分の国では活躍できないからエジプトや他のアラブの国で活動してるんだろうね。
(3年位前のMTVヨーロッパのインターナショナルアーチスト部門に自分のこと
投票してくれって宣伝してるビデオ見た。)

人気があるんだね、
前からPEPSIのCMにも出ているみたい。
(ペプシアラビア)








これ(下)はペプシがスポンサーのミュージックビデオみたい。
まあまあ。



アメリカのヒップホップやR&Bみたいな仕上がりのでなくて
さっきの新曲みたいな
アラブのラッパーにしかできないって感じの
曲もっと作ってくれたら良い。

また楽しい新曲作ってくれることに期待。


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